スタンドアドサービスに入社した理由は？

学生時代に身につけたデザインの知識を活かすため、就職活動中は漠然とものづくりの仕事に就きたいと考えていました。スタンドアドサービスに入社したのは、制作物のデザインから完成までの過程をイチから説明してもらい、そこで看板やサインの地域社会における必要性や仕事内容に興味を惹かれたからです。多角的に事業を展開する将来性のある会社だと感じたことも、決め手になりました。

現在の仕事内容は？

私が所属している開発部は、看板やサインの制作、店舗などの内装をメインとしている部署です。仕事内容はデザインだけに留まらず、顧客との打ち合わせ、現場の調査、工事の段取り、図面や見積り書などの作成を中心に、工事がある日には現場管理も行っています。

一日中オフィスで作図に集中する日もあれば、打ち合わせや現場管理で社外に出ずっぱりの日もあるなど、ルーティンで動くことはほとんどありません。入社当初はその幅広い役割に戸惑うこともありましたが、今では現場に足を運ぶことの大切さを感じています。とくにデザイン前の現場調査では、どの場所に、どのように、どんなサインを付けるべきか。設置する建物のスケール感や外壁の色合い、周囲の自然環境などを確かめながら、実際に付けた時に違和感が出ないよう試行錯誤しています。

この仕事の魅力、やりがいは？

設置したサインを見たお客様の喜ぶ表情を見た時です。最初の頃はお客様との打ち合わせに苦手意識がありましたが、成功体験を重ねるうちに自信を持って対話ができるようになりました。とくに提案したプランに大きな修正もなく完成まで辿り着いた時はやりがいを感じます。

それともうひとつは、自分が暮らす街の中に成果物がたくさんあること。人の目に触れる場所に自分がデザインしたサインが設置されるので、家族や友人にも自慢しやすいんですよね（笑）。街とつながりを持つことがひとつのやりがいになっています。また、人間的な面で言うと、最近は急な依頼が来ても焦るようなことが無くなり、この一年で対応力や冷静さを身につけることができたと感じています。

スタンドアドサービスのここが好き！

仕事に集中できる環境が好きです。職場見学の時から「女性が多くて働きやすそうな会社だな」と感じていましたが、実際にオフィスの雰囲気が落ち着いていて、すぐに仕事モードに切り替えることができます。先輩や上司も優しい人ばかりで、ちょっとした相談にも真摯に向き合ってくれるのも心強いですね。

女性の社会活動を尊重して、個々に負担がかからないようにサポートし合っている所も好きです。この業界は出産退社する人が多いと聞きますが、スタンドアドサービスでは産休中も会社に籍を置いて、出産後に復職する方がほとんど。それだけ出産や子育てに対するサポート体制が整っているのだと思います。家庭の事情などによって出社できなくてもテレワークができる環境なので、仕事と家庭の両立がしやすい会社だと感じています。

将来なりたい自分像とは？

直近では屋外広告士の資格習得を目指しています。それによって屋外広告業登録に必要な人材となるだけでなく、看板やサインの設計やデザイン、法律などに関する専門的な知識を深めていきたいです。また、その他の資格ではデザインに活かせる色彩検定やCADの資格にも挑戦したいと思っています。将来的な目標は、会社の同僚や上司、同業者など誰からも信頼される存在になること。そのためには常日頃からインプットする作業も大切だと思っています。それもあって最近は、趣味のドライブを兼ねて街の風景を見に行くことも増えました。こういう場所にはどういった看板がマッチするのか。周辺環境との調和が求められるサインや看板は、その土地によって色味やデザイン、付け方などが全く変わってくるんです。そういった視点でこれからもあくまで息抜きの一環として、楽しみながら仕事と向き合っていきたいです。