事例紹介

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藤波テニスミュージアム

奥能登に位置する能登町は、ソフトテニス(軟式テニス)との関わりが古くからあり、「テニスの町」を宣言しています。藤波テニスミュージアムは日本でも珍しいテニスの資料館であり、日本ソフトテニス連盟会長の表孟宏氏と、日本初のプロテニスプレーヤーの神和住純氏からの寄贈品を主に展示しています。町としてテニスの歴史を発信し、テニスの交流人口増加を目的として新たに整備された施設です。

改修を進めるにあたり、新築部分と既設建築の改修により歪な平面計画が避けられず、一体感のある空間とする為に誰もがわかるアイコンとして、床に原寸のテニスコートを芝柄+白ラインカーペットにて表現しました。このテニスコートのアイコンはガラス越しに外部にも続き、風景との一体感も生んでいます。近年は国際女子テニスオープンなどが開催され、壁面や折上げ天井などにグラフィックで紹介されています。

藤波テニスミュージアム
石川県鳳珠郡能登町字藤波23